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2021年度オンラインセミナー シリーズ1

「食支援の実際」

講師 柴本 勇(聖隷クリストファー大学)

 摂食嚥下障害の方の食支援について、欠かすことのできないポイントをテーマごとに解説します。 食形態の選択や調理、リハビリテーション、食事介助を個々の患者様の状態に応じて実践するためには、科学的根拠に基づいて障害を理解することが重要です。基礎知識から専門知識まで、なぜそれが重要であるかをわかりやすく説明します。 大変好評いただいた2020年度のセミナーをアップデートして開催します。

終了しました.
多数のご参加ありがとうございました.

プログラム

開催日 講座名
第1回
5月14日
(金)
「食べるメカニズム」
「食べる」という活動は、神経や筋活動が巧みに制御された複雑な運動の上に成り立っています。また、認知、反射活動と随意運動が共存するという人の中では唯一のものです。食べられないことやその支援を考える上で、基盤となる「食べること」の生理学的知識を学びます。
第2回
5月28日
(金)
「食事介助の実際」
食事介助で窒息事故など痛ましい事故が起きています。食事介助はプロフェッショナルな活動です。食べる方も支援する側にも安心な食事介助を、科学的な視点で専門的に解説します。また、より可能性を拡げられる介助方法についても学びます。
第3回
6月11日
(金)
「リハビリテーション手技」
摂食嚥下リハビリテーションは、ここ30年で急速に発展してきました。毎年新たなる手技が開発され実践されています。1つ1つの手技について、目的、適応、方法を学びます。最新で正確な手技を用いて支援することが、目標達成に近くなります。専門的な視点で解説します。
第4回
6月25日
(金)
「摂食時の姿勢調整」
食べる環境を整えることは、ご本人の最高のパフォーマンスを引き出すことになります。摂食時の姿勢は、重要な環境設定の1つです。科学的な視点で姿勢設定をすることは、重要であり、その基本的知識、具体的方法、注意点などを学びます。
第5回
7月9日
(金)
「リスク管理」
せっかく本人のために行っていることでも、誤嚥や窒息事故が生じると生命にかかわる事態になりかねません。リスクをアセスメントし、マネジメントできる力をつければ事故を未然に防ぐことにつながります。専門職も家族も、食支援する誰もが知っておきたい「安心・安全」につながる知識や行為を学びます。

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