Food and Communication Science Laboratory Press
一般社団法人 食とコミュニケーション研究所主催「第２回食とコミュニケーションエッセイコンテスト」の受賞作品集です。
出 版：一般社団法人食とコミュニケーション研究所出版会
定 価：1,200円（税込）
発行日：2024年3月8日
ISBN ：978-4-910469-01-0
装 丁：小B6判 11.5×1.0×17.5 cm
頁 数：177頁
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はじめに（一部抜粋）
人が行うコミュニケーションや食にまつわる活動は文化や歴史の礎になっています。コミュニケーションは社会が成り立つことに必須です。SNSは今や社会に必須のコミュニケーションツールですが、時に社会問題を引き起こすこともあります。それは、顔が見えないコミュニケーションであることもあり、相手の立場や配慮した意思疎通が少なくなる場合も一因かもしれません。このように、コミュニケーションは一人で行うものではなく、他者との間で情報や気持ちのキャッチボールが大切です。食もコミュニケーションと同様に我々の社会に必要です。栄養を摂ることは当然ながら、「食文化」に代表されるように文化を形作ったり、食事をしながら会話を楽しんだりしています。
このことからも、「コミュニケーションを楽しむこと」、「食を愉しむこと」は人類の生活からなくしてはならない活動となっているのは確かです。逆に、この活動から文化や歴史を創造し、人類の更なる文化的進化や存在価値へと繋げていくことが人間の生活であり役割かもしれません。
2024年『笑顔のかたち』制作委員会
発刊に寄せて（一部抜粋）
ひとり一人が笑顔になり、笑顔であふれる社会になること、これが私たちの願いです。
おいしいものをおいしいと感じた時、大切な人と思いが通じ合った時、そこには笑顔があります。
そして、その笑顔でお互いが豊かな気持ちになり、勇気づけられ、生きる力を得ます。
食べることや人とのコミュニケーションがうまくいかない方、
障害をおもちの方もそうでない方も、性別や年齢、職種を超えて支援し合い、
ひとり一人が望む道を探って歩む。
その先には、人と人が共感し合い笑顔でつながる社会があるはずです。
だから、めざしていきましょう。
きっと笑顔に、もっと笑顔に。
一般社団法人食とコミュニケーション研究所
