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◇「Smileカレンダー2023」

今年もクラウドファンディングに挑戦!
一般社団法人 食とコミュニケーション研究所と当事者の方とコラボ
「Smileカレンダー2023」
非利き手で描いた絵の卓上カレンダーを通じ人の可能性を知ろう
クラウドファンディングへのご支援ありがとうございました



【クラウドファンディング終了のご報告】
「Smile カレンダー」プロジェクト
 公開期間  :2022年11月18(金)~ 12月20(火)
 応援購入総額:118,500円(目標金額100,000円)
 サポーター :40人

 毎年恒例となってきた「Smile カレンダー」プロジェクトを実施いたしました。プロジェクトは失語症の当事者であられる奥田秋穂様と食とコミュニケーション研究所とがコラボレーションして実現しました。プロジェクトの願いは、「失語症のことをもっともっと知って頂きたい」ことでした。また、現代社会は『共生社会』、『インクルーシブ』、『ダイバーシティ』ということばで表せられるよう、自身が輝く場所で自分らしく活躍しそれを包み込むことが進められています。プロジェクトは、奥田様が自分らしい絵を描かれ研究所がそれを社会に見せるそのような役割分担をすることで、奥田様の才能を示すことができます。

 病気や障がいと同時に退職に追い込まれたり、これまでと同じ経済活動ができなくなったりする方が多くいらっしゃいます。これでは、政府が描く『共生社会の実現』にはなりません。どんな状況の人でもその人が活躍できる場で活躍する社会が本物のインクルージョンであり、成熟社会です。病気をしてもその人らしい経済活動を追求することができる社会。それが実現できれば、誰もが病気を怖がらずに日々を過ごすことができます。

 プロジェクト開始初日には、『いつ出るか待っていました。』、『毎年楽しみにしています』などのコメントを頂戴しました。ご本人も研究所スタッフもみなが笑顔になりました。

 食やコミュニケーションの障害は、まだ社会に広く認識されているわけではありません。この活動を通じて、その存在を知っていただき、関心をお寄せいただきたい。そして、いつか社会にたくさんおられる当事者の皆様への支援に繋がればと考えております。もちろん研究所として研究活動も大切にし、当事者・ご家族等に必要な科学的検証も行っています。

 当研究所にとって3回目のクラウドファンディングでしたが、今回も皆さまのご支援のお蔭で私たちの想いを形にすることができました。ありがとうございました。

 振り返ってみますと、今回の活動で多くの皆様のあたたかいお気持ちを知ることが出来たこと、そしてその貴さを実感したこと、それが最も大きな経験であり、学んだことだったと感じています。心より御礼申し上げます。

 皆様のご支援は、奥田様からの挿絵購入、カレンダー制作費、送料、当事者や家族会などの関係団体・専門職組織への無償提供費用、市民への啓発活動費用に使わせて頂きます。
 ご支援誠にありがとうございました。

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