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2023年度オンラインセミナー シリーズ13

「頭頸部がんのリハビリテーションの実際」全4回

 頭頸部がんとは、頭部・顔面・頸部に生じる悪性腫瘍の総称です。嚥下に関わる器官にがんが発生するため、多くの場合治療前後や治療中に摂食嚥下障害を呈します。
 本セミナーでは、頭頸部がんの摂食嚥下リハビリテーションについて、基礎知識、評価方法、訓練方法を演者の臨床知見に基づいて解説します。頭頸部がんのリハビリテーションは医学的治療と並行して行われ、症状等が変化する可能性があり、適時評価を行い、現状を把握しながらリハビリテーションを行います。
リハビリテーションを行う上での病態理解や評価治療技術の重要性は言うまでもありませんが、医学的治療によって機能が変化する可能性がある中で行うリハビリテーションのプロセスを学ぶことは、他疾患で生じる摂食嚥下障害の治療でも役立ちます。
 また、頭頸部がんの摂食嚥下障害の臨床で求められる判断力は、他の疾患で生じる摂食嚥下障害の臨床の質も高めるものです。 ぜひこの機会に学んでください。

講師:谷合 信一先生(防衛医科大学校 耳鼻咽喉科)


本セミナーは終了しました。 多数のご参加ありがとうございました。

■日本摂食嚥下リハビリテーション学会(JSDR)認定士単位セミナーの対象講座です。
 参加証の発行には、出席確認が必要となります。
 出席確認の方法を受付メールでお知らせしますので、必ずご確認くださいますようお願いいたします。

プログラム

  頭頸部がんのリハビリテーション:
開催日 講座名 Zoom情報をご連絡する日
第1回
3/8
(金)
基礎知識と摂食嚥下障害
 頭頸部がんの疾患特徴や病態などの基礎知識を深めます。その上で、医学的治療やリハビリテーションを行う際に理解すべき専門用語や知識を整理し、専門職が果たす役割やについて解説します。また、手術や放射線治療症例が抱える嚥下障害や発声発語に関する症状を解説します。
3/5
(火)
第2回
3/15
(金)
10単位
リハビリテーションの考え方と評価の実際
 頭頸部がん患者のリハビリテーションについて演者が考えるがんリハの病期分類と摂觧嚥下リハの関係について解説します。また評価の実際について、症例提示を通じてお伝えいたします。さらに研究の進んでいる放射線治療後の摂觧嚥下障害の対応について、海外の研究の紹介を通じて、最新の動向をお伝えします。
3/12
(火)
第3回
3/22
(金)
10単位
放射線治療と術後症例について
 リハビリテーションの実際を、放射線治療症例と手術症例に分けて解説します。自験例を通じて演者の臨床を紹介いたします。また手術症例については、手術前からの取り組み、手術後のリハビリテーション、外来での経過フォローの内容にも触れる予定です。
3/19
(火)
第4回
3/29
(金)
10単位
長期経過症例について
 リハビリテーションの実際を治療後、長期間経過した症例について演者の取り組みを紹介いたします。リハビリテーションが奏功した例や難渋した例なども含め、幅広く提示する予定です。
3/26
(火)

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