トップページ研修会オンラインセミナーシリーズ12

2023年度オンラインセミナー シリーズ12

「脳卒中患者への摂食嚥下リハビリテーションを極める
 ~Traditional Approach から最新トピックスまで~」全3回

摂食嚥下リハビリテーションは,脳卒中患者様へのアプローチを原点に発展してきました. その後,30 年程経過し新しい評価や訓練法など,どんどんアップデートされていますが,一方で従来のアプローチ(Traditional Approach)も重視されています. 近年では,脳卒中以外の原因による摂食嚥下障害への対応も多いですが,わが国の原点である脳卒中患者に対する摂食嚥下リハビリテーションについて,今一度皆さんで振り返り臨床を極めるエッセンスを得たいと思います. セミナーではなるべく手技も含めて,具体的なリハビリテーション手法を解説します.

講師 柴本 勇 先生(聖隷クリストファー大学 教授)



本セミナーは終了しました。 多数のご参加ありがとうございました。

プログラム

開催日 講座名 Zoom情報をご連絡する日
第1回
02月16日
(金)
「脳卒中による摂食嚥下障害の病態把握と評価法を極める」
脳卒中は部位や範囲によって障害像が異なります.また,複数の症状を有する場合があります.加えて,病期によっても異なります.更には,合併症や既往歴にも左右されます.摂食嚥下障害のリハビリテーションの第一歩は症状を正確に把握することで,それに加えて治療的評価を行うことが有効なリハビリテーションへとつながります. VFや VEができない場合には,ポイントとなる視点をもって症状観察や評価を行う必要があります.今回は,脳卒中による摂食嚥下障害の症状と治療的評価のポイントについて解説します.
02月13日
(火)
第2回
02月23日
(金)
「Traditional Approachを振り返り効率的なアプローチを極める」
間接訓練と直接訓練にはそれぞれ意味があります.開発された歴史や期待される効果などを知りつつ,症状や障害とアプローチ法を合致できるよう個々の臨床技法を解説します.合併症などによって,本来とは異なる方法を選択しなければならないこともあり得ます.その場合の考え方や効率的なアプローチ,アプローチにあたって気をつける事についても解説します.
02月20日
(火)
第3回
03月01日
(金)
「新しいアプローチ法を知り極めよう」
近年,「ニューロリハビリテーション」が盛んに行われ成果が報告されています.摂食嚥下リハビリテーションにおいても,電気刺激,磁気刺激やその他の方法を用いてアプローチがなされています.行動にアプローチし神経促進を促す方法に加えて,神経に直接的にアプローチする方法です.また,姿勢調整やその他の訓練法等もその有効性が報告されています.アプローチの幅を広げることは対象となる方の可能性を拡げることです.新しい方法とより効果的なリハビリテーションの在り方を解説します.
02月27日
(火)

Copyright © 2020-2024 一般社団法人 食とコミュニケーション研究所 All Rights Reserved. Produce by Web浜松