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2023年度オンラインセミナー シリーズ11

「構音障害の評価と訓練-基本のき-」全3回

 子どもの構音障害に対しては、音声と構音運動との関係性をはじめ、発育や運動発達の関係、音韻操作など多角的な評価分析的思考と実行、そして、お子さんが確実に習得できるプログラム立案や訓練の実施が求められます。近年では、Speech Sound Disordersと呼ばれ注目されている分野です。今回のセミナーでは、第一線でご活躍の先生方から評価と訓練の実践について具体的方法をご教授頂きます。ご参加をお待ちしています。

<講師からのメッセージ>
 子どもの構音障害に対して言語聴覚士が関わることが少なくなっていると感じています。また、養成校では成人領域に比べて授業時間が少ない場合もあります。構音障害児を担当することになっても慌てないように、本シリーズでは、小児の構音障害の「基本のき」についてお話ししたいと思います。

講師:山下夕香里先生(元帝京平成大学健康メディカル学部言語聴覚学科 教授)
武井 良子先生(昭和大学保健医療学部 保健医療学教育学 講師)     



本セミナーは終了しました。 多数のご参加ありがとうございました。

プログラム

開催日 講座名 Zoom情報をご連絡する日
第1回
01月19日
(金)
「構音検査の実施~訓練プログラムの作成」 山下夕香里先生
「構音検査の実施法を解説します。構音検査の実施手順および注意点について述べます。構音類似運動検査では正しいモデルの動画を供覧します。構音検査の結果から訓練プログラムを作成するための誤り音の分析法について説明します。新版 構音検査の手引き書と記録用紙(8枚)、手鏡をご用意下さい。
01月16日
(火)
第2回
01月26日
(金)
「構音訓練とは?ー基本知識と訓練の進め方ー」 山下夕香里先生
構音訓練は、音をつくる段階、音をことばで使用する段階、音を会話に移行させる段階と系統的に行われます。 しかし、各段階で行うべき内容は、臨床経験に任されていることが多く、詳細がわかる本も少ないのが現状です。 今回は、長年の経験から得た訓練に役立つ情報を紹介しながら構音訓練の基礎についてパ行音の例をあげてお話しします。
01月23日
(火)
第3回
02月02日
(金)
「構音訓練の実際」 武井良子先生
子どもによくみられるカ行音・ガ行音、サ行音・ザ行音の置換の誤りに対する訓練法を紹介します。各音の訓練の流れについて、たくさんの動画を用いて解説します。音をつくる際のテクニック、子どもの反応に応じた刺激の出し方やフィードバックの仕方など、どの音の構音訓練にも応用可能な臨床の「コツ」についてもお話しします。
01月30日
(火)

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