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2023年度オンラインセミナー シリーズ6

「摂食嚥下リハビリテーションのキホン」全2回

 「摂食嚥下リハビリテーションのキホン」とは何でしょうか?うまく食べられない方に関わるうえで大切なことはたくさんあります.嚥下の正常メカニズム,評価・検査法,治療方法,方針,栄養管理,リスク管理などなど,キーワードをたくさん挙げることができます.摂食嚥下障害の方々に接する専門職の願いは,確実な目標到達やご本人・ご家族の希望を着実に達成することでしょう.これらを可能にするかかわりを知り実践できるようになることがこの分野の「キホン」と考えています.
 摂食嚥下リハビリテーションは病態理解をしたうえで方針を立案し実施します.このため,摂食嚥下リハビリテーションのアウトカムの達成には病態理解が大切です.臨床でよく見聞きする症状に「誤嚥」や「咽頭残留」があります.「嚥下反射惹起不全」もあります.これらはあくまでも症状であり,原因は常に別なことがあります.例えば「誤嚥」の原因は,気道防御の問題,嚥下反射惹起のタイミング,喉頭挙上範囲や速度,咽頭収縮不全,咽頭への送り込みのタイミング,口腔内保持,など多くあります.同じ「誤嚥」という症状でも原因は個々によって違うのが摂食嚥下障害の特徴です.リハビリテーションではその原因を明確化できることが具体的方法の選択と実践に繋がります.「咽頭残留」,「嚥下反射惹起不全」も同様です.本セミナーでは,臨床でのキホンである『病態理解に則ったリハビリテーション』に焦点を当てて,具体的な観察点と行うべきことをお伝えしたいと思います.なるべく具体的にお伝えして,セミナー翌日から実践できることを目指します.

講師 柴本 勇先生 (聖隷クリストファー大学)




本セミナーは終了しました。 多数のご参加ありがとうございました。

プログラム

開催日 講座名 Zoom情報をご連絡する日
第1回
9/22
(金)
「嚥下動態と嚥下障害病態生理との関係:リハビリテーションに役立つ理解」
 正常な嚥下動態をまず知ることが,病態の理解に役立ちます.正常から逸脱していることが問題であり,その問題を引き起こしているのはどういう原因かについて観察の視点やビデオ嚥下造影を供覧しながらポイントを振り返っていきたいと思います.嚥下障害の各疾患特異性もみながら,実際の臨床での活動を学びます.症状を見ているだけは目標達成に不十分であることを知り,具体的行動ができるようことを目標に実践重視で解説をします.
9/19
(火)
第2回
9/29
(金)
「病態とリハビリテーション手技の選択・実施:運動学習を中心に」
 病態理解が十分にできたら,必要なリハビリテーション手技が選択できます.この回では,リハビリテーション手技の選択と正確な実施方法について解説します.摂食嚥下リハビリテーションは,運動学習が必要です.完全に機能改善する方よりは,少し課題を抱えながら「うまく安全に食べる」という方の方が多いからです.運動学習方法と共に,明日から各リハビリテーション手技を自信もって実践できるためのコツとツボを解説します.
9/26
(火)

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