2024年度オンラインセミナー シリーズ10
「近年の嚥下訓練の解説:各種訓練アプローチの整理」全5回

嚥下障害の治療はTraditional Approachから新しいアプローチ法へと変化しています.伝統的訓練は,末梢器官から大脳や脳幹へのアプローチ法で嚥下障害を改善しようとするものです.一方,近年のアプローチ法は,神経にアプローチをして末梢器官の運動障害や感覚障害を改善しようとするものです.このように,伝統的アプローチと近年のアプローチは考えが異なり,現在の嚥下障害の臨床では各症例の病態を理解し,この両者をうまく適応させながらより効果的な方法を選択し行うことが重要となります.そのためには,各種訓練についてより深く理解しておくことが望まれます.本オンラインセミナーでは,代表される訓練方法をいくつか取り上げて訓練方法を解説し,訓練アプローチの整理をしようというのが目的です.各種訓練を正確に理解したうえで適応を考え,具体的な訓練方法の提供に繋げられることを目標とします.多くの方の受講をお待ちしています.
講師:柴本 勇 先生(聖隷クリストファー大学 教授)
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第5回 2月28日(金)の資料掲載が延滞してしまい申し訳ございませんでした
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本セミナーは終了しました。
多数のご参加ありがとうございました。