2024年度オンラインセミナー シリーズ9
「吃音臨床の現状と臨床の実際」全3回
吃音は幼少期から生じる非流暢性発話です.原因は色々と検討されていますが,未だ特定に至っていません.また,吃音は発話症状や改善に個人差があります.幼少期に顕著な症状があってもいつの間にか気にならなくなったという方から,成人まで症状が遷延する方もいます.吃音の特徴は,ある程度症状が続くといじめの原因になったり,自己肯定感が低くなったり,コミュニケーションが怖くなったりすることです.このような二次的な問題に至らないようにすることも専門職にとって大切な臨床実践です.しかし,現状では専門的治療機関が少ないという課題もあります.本セミナーでは,吃音臨床の経験豊富な専門家から,吃音臨床の現状と実際について具体的ケースを紹介しながら専門的指導について解説いただきます.
講師:谷 哲夫先生(聖隷クリストファー大学 教授)
本セミナーは終了しました。
多数のご参加ありがとうございました。