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2024年度オンラインセミナー シリーズ9

「吃音臨床の現状と臨床の実際」全3回

 吃音は幼少期から生じる非流暢性発話です.原因は色々と検討されていますが,未だ特定に至っていません.また,吃音は発話症状や改善に個人差があります.幼少期に顕著な症状があってもいつの間にか気にならなくなったという方から,成人まで症状が遷延する方もいます.吃音の特徴は,ある程度症状が続くといじめの原因になったり,自己肯定感が低くなったり,コミュニケーションが怖くなったりすることです.このような二次的な問題に至らないようにすることも専門職にとって大切な臨床実践です.しかし,現状では専門的治療機関が少ないという課題もあります.本セミナーでは,吃音臨床の経験豊富な専門家から,吃音臨床の現状と実際について具体的ケースを紹介しながら専門的指導について解説いただきます.

講師:谷 哲夫先生(聖隷クリストファー大学 教授)



本セミナーは終了しました。 多数のご参加ありがとうございました。

プログラム

開催日 講座名 Zoom情報をご連絡する日
第1回
12月13日
(金)
「きこえとことばの相談室における相談内容からみえる吃音臨床の現状」
 吃音臨床の現状を説明します.どのような方が吃音で悩まれているか.どのような状況か.本人やご家族の心理も含めて,吃音を主訴に相談に来られた方についてご紹介しながら,吃音臨床の考え方や現状の臨床についてご紹介します.
12月10日
(火)
第2回
12月20日
(金)
「吃音臨床の実際 -他の問題を伴わない女児-」
 純粋な吃音のケースを通して,吃音臨床のあり方や治療方法について解説します.他の課題を伴わない場合,何を大切にして臨床を行うのでしょうか?治療のポイントは何でしょうか?そのヒントが得られるよう臨床の実際を解説します.
12月17日
(火)
第3回
12月27日
(金)
「吃音臨床の実際 -ほかの問題を伴う女児-」
 発達の課題など,吃音に加えて複数の課題を抱えているケースについて解説します.課題が複数あるケースでの評価や目標設定の方法,その経過の分析など具体的な内容と進め方についてご紹介し、治療方法やその考え方について解説します
12月24日
(火)

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