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2024年度オンラインセミナー シリーズ2

「嚥下造影検査の診かた」全2回

 嚥下造影検査はゴールドスタンダードといわれ,嚥下障害の臨床では大切な検査です.診断的検査であり治療的検査でもあります.また,構造を評価する検査であり嚥下動態を評価する検査でもあります.嚥下造影検査の目的は症例の方々によって異なりますが,一瞬の映像で食塊の移動,器官の運動,タイミング,構造の影響など多くの点を観察し統合させながら理解する必要があります.本セミナーでは,嚥下造影検査を診る視点と結果の捉え方に焦点を当てて解説します.普段不安を抱えながら嚥下造影検査結果を評価している方,自身の観察視点でよいか確認したい方など多くの皆さんの受講をお待ちしています.なお,本セミナーは,第1回で解説した動画について,第2回で訓練につなげる視点を解説します.2回受講いただくことでより理解が深まります.


講師:柴本 勇先生(聖隷クリストファー大学)



本セミナーは終了しました。 多数のご参加ありがとうございました。

プログラム

  嚥下造影検査の診かた:
開催日 講座名 Zoom情報をご連絡する日
第1回
6/14
(金)
嚥下造影検査を診る視点
 嚥下造影検査の動画を観察する際に重要となるポイントや視点を解説します.構造の評価,嚥下動態の評価,食塊移送,器官の動きなど,短時間で多くの点を観察する必要があり,診るべきポイントを理解して観察することが求められます.実際の嚥下造影画像や動画を供覧しながら,動態に合わせた観察ポイントを提案します.  

  [会員専用]アーカイブ視聴「嚥下造影検査の診かた」第1回  

6/11
(火)
第2回
6/28
(金)
嚥下造影検査結果を訓練につなげる視点
 嚥下造影検査では,食物形態,摂食姿勢,1口量,訓練手技を変更しながら評価を行います.誤嚥や食物残留を可視化でき多くの情報を得ることができます.しかし,嚥下造影検査は検査を行ったその時の状状態であり,Best SwallowであったのかWorst Swallowであったのかは,日頃の評価や観察から判断することが必要です.誤嚥や食物残留だけでなく,嚥下動態をどのように捉え理解するのか,検査結果を訓練につなげる視点について解説します.
6/25
(火)

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