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2022年度オンラインセミナー シリーズ8

「言語聴覚療法と脳画像」全5回


 言語聴覚療法の対象となる障害の多くは、脳の病変によって引き起こされます。 脳画像を読み理解することは、言語聴覚療法の臨床を効率的にするばかりでなく、障害と脳のメカニズムの探求と解明に繋がり、より深い洞察を伴ったリハビリテーションを可能にします。 本セミナーでは、脳画像のみかたについて、特に言語聴覚療法の立場から、基礎的事項から臨床的事項までを分かりやすく解説します。 「脳画像によってわかること」を知り、大いに臨床に活用してください。皆様のご参加をお待ちしています。

講師:内田 信也 先生(国際医療福祉大学)




本セミナーは終了しました。 多数のご参加ありがとうございました。

プログラム

開催日 講座名 Zoom情報をご連絡する日
第1回
2月24日
(金)
「見るべき画像と見なくても良い画像を理解する」
 CTとMRIの違いを理解します。また、MRIでは様々な画像が得られますが、言語聴覚療法において、どの画像を見るべきであるかを学びます。各画像の特徴や利点、経時的変化の表れ方をはじめ、リハビリテーションへの役立て方について解説します。
2月21日
(火)
第2回
3月3日
(金)
「脳構造を理解する」
 脳画像をみるためには、脳構造の正確な知識が土台となります。各部位の位置や関係性など脳画像をみる際に必須となる知識を確認し、言語聴覚療法の視点から、大脳、大脳基底核、視床、脳幹の構造や機能について解説します。
2月28日
(火)
第3回
3月10日
(金)
「言語系・視覚系を理解する」
 失語症の臨床において、脳画像は有力な情報源となります。失語症の理解のために脳内言語野を理解します。また、視覚失認・視空間失認の理解のために、視覚系の関係領野を理解します。それぞれの障害について、リハビリテーションに役立つ画像のみかたについてお話しします。
3月7日
(火)
第4回
3月24日
(金)
「記憶系・前頭前野を理解する」
 言語聴覚療法では、記憶障害や前頭前野に由来する障害の理解も非常に重要です。記憶障害の理解のために記憶系の関係領野を理解します。また、前頭前野の損傷によって生じるさまざまな障害についても脳画像のみかたとともに解説します。
3月21日
(火)
第5回
3月31日
(金)
「総括」
 第1~4回について復習し、質問にお答えします。脳画像から得られた情報を臨床に役立てるためのポイントも含めて解説します。
3月28日
(火)

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