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2022年度オンラインセミナー シリーズ7

「頭頸部がんに対する
摂食嚥下リハビリテーションの実際」全2回

 頭頸部がんとは、頭部・顔面・頸部に生じる悪性腫瘍の総称です。嚥下に関わる器官にがんが発生するため、多くの 場合治療前後や治療中に摂食嚥下障害を呈します。本セミナーでは、頭頸部がんの摂食嚥下リハビリテーションについ て、基礎知識、評価方法、訓練方法を演者の臨床知見に基づいて解説します。頭頸部がんのリハビリテーションは医学 的治療と並行して行われ、症状等が変化する可能性があり、適時評価を行い現状を把握しながらリハビリテーションを 行います。リハビリテーションを行う上での病態理解や評価治療技術の重要性は言うまでもありませんが、医学的治療 によって機能が変化する可能性がある中で行うリハビリテーションのプロセスを学ぶことは、他疾患で生じる摂食嚥下 障害の治療でも役立ちます。また、頭頸部がんの摂食嚥下障害の臨床で求められる判断力は、他の疾患で生じる摂食嚥 下障害の臨床の質も高めるものです。ぜひこの機会に学んでください。

講師:谷合 信一先生(防衛医科大学耳鼻咽喉科)



本セミナーは終了しました。 多数のご参加ありがとうございました。


プログラム

開催日 講座名 Zoom情報をご連絡する日
第1回
2月10日
(金)
頭頸部がんのリハビリテーション:「基礎知識と摂食嚥下障害」
 頭頸部がんの疾患特徴や病態などの基礎知識を深めます。その上で、医学的治療やリハビリテーションを行う際に理解すべき専門用語や知識を整理し、専門職が果たす役割やについて解説します。また、外科的治療や放射線治療症例に生じる摂食嚥下障害や発声発語障害で起こる症状について解説します。
2月7日
(火)
第2回
2月17日
(金)
頭頸部がんによる摂食嚥下障害:「評価とリハビリテーションの実際」
 頭頸部がんによる摂食嚥下障害の評価とリハビリテーションの実際を、放射線治療症例と手術症例に分けて解説します。放射線治療に併発する摂食嚥下障害は自験例の紹介とともに、欧米を中心とした研究の発展も含めて、最新の情報をお伝えします。さらに手術症例については、手術前からの取り組み、手術後のリハビリテーション、外来での経過フォローの内容も含め、演者の臨床経験を中心に、リハビリテーションが奏功した例や難渋した例なども含め紹介します。
2月14日
(火)

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