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2022年度オンラインセミナー シリーズ4

「はじめての症例報告/研究/学会発表/論文執筆:大切なポイントと実際」全5回

食とコミュニケーションに関する臨床は,経験の積み重ねとその共有を軸としています.ひとり一人の方の経験の集積から理論が生まれ,学会や研究会での専門家とのディスカッションを経て確固たる理論へと発展します.それを論文執筆し,普遍的なものとして世の中の専門家に示す.これが,万人へのサービスの拡がりです.自身のわずかな経験を多くの人に役立てることが出来るのは専門職としてのやりがいの一つです.しかし,養成課程でその方法を学ぶ機会は少なく,働き始めてはじめて症例報告をされる方も少なくありません.そこで,本セミナーでは『これからはじめて行おうとされる方々』に対して,1からステップを踏んで基本的に押さえておくべき点をお話しし,臨床経験をシェアしていく過程や方法をお伝えしたいと思います.気楽なセミナーです.多くの方々の受講をお待ちしています.養成校の学生の方の受講も大歓迎です.

講師:柴本 勇先生(聖隷クリストファー大学大学院 リハビリテーション科学研究科長)



本セミナーは終了しました。 多数のご参加ありがとうございました。


プログラム

開催日 講座名 Zoom情報をご連絡する日
第1回
11月4日
(金)
「はじめての症例報告」
症例報告をするときに,とても重要な情報とそこまで重要な情報でないことがあります.それは発表の主題によって異なります.効率よく,的確な症例報告をしたいときにどのように行うかについて,演習を交えて学びます.セミナーでは模擬的な症例について部分的に実際に書いて学びます.
11月1日
(火)
第2回
11月18日
(金)
「はじめての研究① プランニング」
研究というと統計解析のことが頭に浮かびませんか?臨床での疑問や発見を理論化することが研究です.それにはプランニングが一番大切です.一度にたくさんのことを理論化することや検証することは難しいです.1つづつ確かめるためのプランニング.はじめてされる方に,実際にプランを立てる方法や考え方をお伝えします
11月15日
(火)
第3回
11月25日
(金)
「はじめての研究② 実行とまとめ方」
研究のプランニングが出来たら次は実行です.研究を実際に行う時,データ収集するときに大切なことを具体的に学びます.そして,それを科学的に証明する方法として何を押さえておくべきかについて学びます.
11月22日
(火)
第4回
12月2日
(金)
「はじめての学会発表」
学会発表を行う際の具体的方法を学びます.抄録の書き方,応募のジャンル,口述発表かポスター発表か,スライドの作成,プレゼンの方法,質疑応答などなどわからないことは多くあります.実例を見ながら実際に行い学びます.
11月29日
(火)
第5回
12月9日
(金)
「はじめての論文執筆」
学会発表で多くの専門職から意見を聞いた後は,論文執筆にとりかかります.ただし,初めての方には,何からどのように書き始めて,どこにたどり着いたらよいか? と困っている方も多いことと想像します.査読という関門もあります.本セミナーでは皆さんのアイデアを論文という形で残す方法を文章の書き方とともに演習をしながら学びます.
12月6日
(火)

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